こんにちは。

すでに太陽光発電をつけている方、まだついていない方にも、これから先、普及するだろう蓄電池について知っていただきたいと思います。

蓄電池は単体でも使用できますが、太陽光発電とともに使うことでより有効的に電力消費量を削減したり、高い電力の購入を削減したりと経済効果を高めることができます。

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たとえば料金の安い夜間電力を蓄電池にため、明け方や夕方は蓄電池からの放電で賄い、日中は太陽光で発電した電力を使うことで余った電力を売電することで日中の高い単価の電力を購入しなくても済みます。蓄電池の種類によっては売電しながら蓄電池から放電する機種もありますが、その場合ダブル発電(押上効果あり)と言って売電単価が下がってしまう場合があるので注意が必要です。ほとんどの場合、ダブル発電にしない方が無難ですが、発電容量が大きい太陽光発電の場合や日中の使用量が多い家庭の場合はダブル発電の方が良い場合があります。つまり蓄電池は使用状況や太陽光発電の設置容量により最適な活用方法が変わってきますのでよく考えて購入するべきですが、電気料金プランは夜間電量の安い単価のものに変えておく方がよいと思います。蓄電池はまだまだ高額で、初期投資分は回収できないと言われていますが、停電時に電気を使うことができるので付加価値は大きいと思います。

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今年2019年10月末には、住宅用太陽光発電による10年間の売電期間が終了してしまう方が多数現れ、これまで売電できた電力が2019年11月以降売れなくなるかもしれないという問題を2019年問題と言いますが、特に太陽光発電を設置されている方は聞いたことがあるのではないでしょうか?

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実は日本で売電が始まったのは1992年でもう25年前のこと。ただ当時の売電単価は電気料金単価と同等と決められていましたが、期間については定められていませんでした。それゆえ当時設置された太陽光設備は1kWhあたり24円程度でそれこそ永久に売電ができる制度でした。しかし2009年11月に倍額の48円で10年間買い取る制度が制定され、それまで24円で売電していた家庭も同制度で運用されるようになりました。こうした経緯から現行の制度で運用されてきていますが、問題は10年の売電期間終了後に家庭で発生する余剰電力の扱いが明確に定まっていないということです。10年経過後、余剰電力は電力会社はじめ新電力会社などにより買い取ってはくれますがこれまで通りの高い金額ではなくなるということは確かです。ここで選択肢として安くても売電を続けるか、売電せずに自家消費をしていくかになります。今後、電気料金はさらに値上がりする可能性があります。これに対し10年経過した太陽光発電設備は償却を終えているため、太陽光発電で発電した電力は実質0円ですので自家消費すればするほど電気代を削減できることになります。つまり余剰電力を発生させずにできる限り自家消費したほうが良くなり、そのためには蓄電池は必要になってきます。2019年問題を解消するための対策として蓄電池が必要というのはこのような理由からになります。

さらに効率よく蓄電池を活用するためにはHEMSによりエネルギー管理が必要になります。HEMSとは「Home Energy Management System(ホームエネルギーマネジメントシステム):家庭用エネルギー管理システム」の略です。HEMSは太陽光発電と蓄電池だけでなく、家電製品ともつながるため、消費電力量を計測・収集し、「電力の見える化」が可能になり、最適なエネルギー管理が実現できます。その一方で2016年4月1日から電力小売りが自由化され、電力会社を自由に選べるようになりました。さまざまな料金プランを組み合わせればより経済効果を高めることが可能です。

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太陽光発電、蓄電池があることで省エネになり節約することにつながり、更に万が一の非常用電源の確保にもなりますが、この取り組みがいま問題になっている地球温暖化の対策にもつながることにもなります。いくら自分の家だけを省エネにしても環境が破壊され快適に生活ができなくなってしまったらどうしようもありません。ぜひ明るく安全な未来のため、次世代の子供たちのために考えてみるのはいかがでしょうか?

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