こんにちは!エネフィのお父さんです。

家の中で、家具や畳、古本などの上や置き物をどかした下などを動いている小さな虫を見たことはありませんか? それはチャタテムシかもしれません。

小さい虫なのでダニと間違えられることがありますが、ダニは肉眼では見えない大きさなので、見える大きさの虫でであれば、それはきっとチャタテムシです。

では、チャタテムシってどんな虫なんでしょう?

チャタテムシとは?

チャタテムシは、淡い褐色で湿度が高く暗い場所を好みます。 大きさは1-2mmほど、形がシロアリに似ていて、頭が大きめな虫です。

室内に発生するチャタテムシは「ヒラタチャタテ」という種類で、オスが存在せず、メスの単為生殖で繁殖します。

名前の由来は?

チャタテムシという名前の由来は、鳴き声から来ています。

漢字で書くと「茶立虫」

茶せんでお茶をたてるときの音に似ているところからきているようで、江戸時代からすでにこの名前で呼ばれていたそうです。 1匹では小さな音ですが、大量に集まると人の耳にも聞こえることもあります。

チャタテムシによる被害は?

チャタテムシによる被害も少なからずあります。

古本など古新聞など湿った紙類をエサにしたりします。また壁紙や畳にもいるため、家の中にあるさまざまなものに害をあたえてしまいます。

人が口にする食べ物では、米などの穀物、なかでもビスケットや乾麺など乾燥食品、またカツオ節は特に被害を受けやすいので注意が必要です。

ダニとチャタテムシの違い

チャタテムシと似ているダニとの違いとしては、ダニは人の血を吸血するのに対して、チャタテムシは吸血しないことがあります。

ダニは吸血することで、場合によっては人体に病原菌を媒介してしまうので、衛生面での被害を与える「衛生害虫」といわれるのに対して、チャタテムシはこのような被害はありません。毒性もないので人体に影響を与えることはほぼありません。

チャタテムシの繁殖を防止するためには、家の中を常にきれいに保つことが最も効果的です。日頃からきれいに保つ習慣をつけましょう。

まとめ

チャタテムシは日本全国どこにでもいます。

大量に発生してしまった場合、いち早く駆除をすることも考えないといけないため大変なので、やはり日頃からきれいにする習慣を身に着けたいものですね。

もし手に負えないほど困ったら専門の駆除業者さんに依頼することも考えましょう。

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