こんにちは!エネフィのお母さんです。

「勉強しなさい!」「宿題終わったの?」
どこの家庭でも、聞こえてきそうなこの会話。

でも毎日言い続けるとなると、疲れてしまいますよね…

我が子が自ら進んで勉強してくれるようになれば、親としてもとっても助かります。今日は、子供の家庭での勉強方法についてお伝えします。

勉強する子、しない子、我が子はどっち?

子供たちの勉強するしないに関して、大きく3つのタイプに分かれます。
この3つの中から、我が子はどこに当てはまりますか?

①いくら言っても、勉強をしない子
②親が促せば、勉強をする子
③何も言わなくても、勉強する子

ベネッセ教育総合研究所が2014年に実施した「小・中学生の学びに関する実態調査」では、小学生の約10割が「何のために勉強しているのかわからない」と答えたそうです。

大人でも「これってやってて意味あるのかな?」「何でこれをやる必要があるんだろう?」そう思うと、やりたくない気持ちになるのと同じで、子供も勉強する意味が分からないと、やらないとお母さんに怒られるから…先生に言われるから…という理由で、しぶしぶ勉強をすることになります。

自ら勉強する子は、勉強する意味を明確に理解しているケースが多いそうです。

将来や進路について、子供と向き合う時間をつくる!

親「将来何になりたい?」
子「野球選手!」

将来の夢を聞くことはあっても、勉強することとの繋がりまで話し合うことは、意外と出来てない家庭も多いのではないでしょうか?
まずは、将来について語り合う時間を作ってみましょう!


親として、子供のサポートがどこまで出来るか・・・
勉強のやる気につながるような環境を作るポイントをご紹介します!

①不要なものは見えないようにする

家には、子供たちの集中力をさえぎるものがたくさんあります。

・ゲーム機
・テレビ
・スマホ(SNSやアプリゲームなど)
・パソコン
・漫画本
・お菓子

勉強より、はるかに楽しそうなものが目の前にあると、大人でも気になってしまいますよね。

また、算数の勉強をしている時に、理科の教科書が見えたりすることも、脳がその情報を処理するのに無駄なエネルギーを消費してしまいます。

今やっている勉強以外のものが視界に入らないようにすることも、集中力が途切れることを防ぎます。

②勉強机や椅子の高さを成長に合わせる

勉強する時、ほとんどの人が机の上で、椅子に座って勉強をしていると思います。

その机と椅子、サイズは合ってますか?

身体に合っていないサイズの机や椅子を使っていると、集中力の低下はもちろん、姿勢や健康にも影響を及ぼします。

昇降式の机や椅子であれば、最適な高さに調整してください。
また、昇降式の机や椅子でない場合でも、椅子に座布団を敷いて座面を高くしたり、足置きを使って足が床にしっかりつくように調整をしてみてください。

③ほめ方を工夫する

「今日宿題早く終わってすごいね!」
「自分から勉強するなんて、〇〇ちゃんえらいな~」

などなど、ほめることで子供のやる気や成長に繋げたいと思うパパママも多いと思います。

ほめることで、自主的に勉強するようになる子もいるし、「勉強したらほめられた」という経験が、「きっとまた勉強すればほめてくれる」と予測するようになれば、子供たちもやる気アップにもつながります。

しかし!要注意!!!

ほめられることに慣れてしまうと、ほめられることが当たり前になり、喜びを感じにくくなってしまいます。

そこで、おすすめなのが「ランダムにほめること」です。

全てをほめるのではなく
気が向いた時にほめるくらいの程度で、ほめることの効果を高め、結果的には子供たちのやる気を維持させることに繋がるようです。

常にプラスの声かけを意識しましょう!

④リビングで学習する

最近よく聞く「リビング学習」

昔は、子供部屋があり、勉強部屋があり、静かなところで一人で勉強することが集中すると言われていましたが、
昨今では、リビングで勉強していた子供の方が成績が伸びる、とされています。

リビング学習に向いている子

《一人でいることに慣れていない子》
いつも家族や友達と一緒にいるような子は、一人でいるよりも、周りに人がいるリビングの方がリラックスして勉強ができます。

《勉強が苦手な子》
自室で集中して勉強できる子は、リビングよりも自分の部屋の方が効果が高いですが、勉強が苦手な子は、親が近くにいるという程よい緊張感の中で学習に取り組むことが出来ます。

静かなところでしか集中できない子は、かえって集中力が身につかなくなってしまうこともあります。
リビングで聞こえる、兄弟の声やキッチンでの炊事の音など、雑音があっても集中できる力を養うことが出来るそうです。

⑤質問には丁寧に答える&一緒に勉強する

勉強の質問の回答はもちろんですが、まだ子供が小さい年齢の時から、丁寧に答えることが大切です。

「どうして、空は青いの?」
「海の波はどこからやってくるの?」
「どうして、眠らないといけないの?」

あなただったらどうやって答えますか?
「なんで青いのかねぇ~」「波に聞いてごらん」「眠るとひつじさんに会えるよ」なんて、適当な回答をずっとしていると、ママに聞いても教えてもらえない、と質問しなくなってきます。

子供たちが分からないと思った時に、
親として、聞いてもらえる存在でありたいものですね。

自分にはわからないことでも
「空が青い理由」
で検索すれば、すぐに答えがでてくる世の中です。
親ができるだけ具体的に答えることで、子供の探求心や感受性を高めましょう。

側に頑張ってる人がいると、自分も頑張れませんか?

子供はつらいことや、分からないことがあると
すぐに逃げたくなってしまいます。

でも側にいる人が、集中してたら自分も集中できるんです。

子供が勉強している間に家事をしたい気持ちも、仕事で疲れてテレビやyoutubeを楽しみたい気持ちも分かりますが・・・
隣にいるママが、テレビを見ている姿と、頑張って勉強している姿、見ていてどっちがやる気が出るでしょう?

子供は親を見て育つんです!

毎日とは言わなくても、たまには一緒に勉強してみるのも、なにか面白い発見があるかもしれないですね。


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