otousan

6109321391eaccd35a310d63914583c1_t[1]こんにちは、お父さんです。

夏の時期に多発する台風。

今年は、特に多く感じられますね。

ニュースでやっていましたが、例年ですと9月頃の号数に既になっているそうです。
台風は強い雨風を伴うので、それが原因で多くの被害が発生します。

そもそも台風とは何なのか?サイクロンやハリケーンとの違いは?いざ起きたときのために予備知識を学んでおいて、対処法などを理解しておきましょう。

台風とは?

台風は、”西太平洋、南シナ海に存在する最大風速17.2m以上の熱帯低気圧”です。

冒頭から少し難しい表現になりましたが、順番に説明していきます。

西太平洋、南シナ海に存在する

 まずはこの部分ですが、台風を説明するにあたって非常に重要な部分です。
なぜなら、この領域で発生したもの以外は全て台風という名前ではないからです。
西太平洋、南シナ海で発生したもののみを台風と呼びます。

最大風速17.2m以上の
続いてこの部分ですが、ここで言う最大風速とは、10分間の平均で表された数値です。
この最大風速が17.2m未満になると、熱帯低気圧となります。
台風と熱帯低気圧の違いは、その規模の違いだけです。

熱帯低気圧
最後に熱帯低気圧の説明をします。
簡単に言うと、熱帯地方の海の上で発生した低気圧が熱帯低気圧です。
熱によって温められた水蒸気が上昇して空気が渦を巻いてできたものです。
ちなみに低気圧とは、周囲より気圧の低い領域のことです。

 

この熱帯低気圧とよく間違われるのが、”温帯低気圧”です。
違いは大きく分けて2つです。

熱帯低気圧は暖かい空気のみに対し、温帯低気圧は暖かい空気と冷たい空気から発生。
熱帯低気圧は海上のみで発生するのに対し、温帯低気圧は海上と陸上どちらでも発生。

少し伝わりづらいかもしれませんが、どちらも同じ低気圧で、”構成が違うだけ”です。

ちなみに、温帯低気圧=低気圧です。

台風から低気圧に変わった場合、その変化を分かりやすくする為に温帯低気圧と呼んでるだけです。

ニュースなどで、台風が温帯低気圧に変わったというのは、その構造が変化しただけです。
規模ではなく構造が変わっただけなので、別に風速が弱まったわけではありません。

最後に、台風と”サイクロン”、”タイフーン”、”ハリケーン”この3つの違いを説明します。

サイクロン
西太平洋で滞在する台風に対し、インド洋・南太平洋で滞在するものをサイクロンと言います。
台風との違いはその”滞在場所”だけです。

タイフーン
1分間の平均から計測された最大風速33m以上の台風をタイフーンと言います。
台風との違いはその”計測時間”と”規模”です。

ハリケーン
西太平洋で発生する台風に対し、北大西洋で滞在するものがハリケーンです。
あと、ハリケーンもタイフーン同様、1分間の平均から計測された最大風速33m以上のものを言います。
台風との違いは、その”計測時間”と”滞在場所”です。

基本的にはその”滞在場所”と”規模”が違うだけで、どれも同じ”熱帯低気圧”です。

台風の発生時期

※ここで説明するのは、あくまで「台風」についてです。サイクロン、ハリケーンなどの熱帯低気圧は含みません。

日本で台風の最も多い時期は7月から10月にかけてです。

中でも”8月が最も多い”です。発生や上陸など全てにおいてです。

数では8月ですが、”規模の大きい台風は9月が最も多い”です。

 

この要因は、風による台風の進路にあります。
要は、9月の台風を流す上空の風は、南海上から放物線を描いて日本付近を通る傾向にあるということです。

 

日本で台風が多発する時期はこれらですが、もちろん台風は1年中発生しています。

この時期に台風が日本で多発するのは単純に発生頻度が高いというのももちろん理由の一つですが、もう一つが先ほど少し触れた”台風の進路”が深く関係しています。

 

台風の進路というのはその月によって変化します。

高気圧や風などの影響で進路が変わるわけなのですが、要はその月ごとにある程度進路の特徴があるということです。

この台風の進路が日本に接近する特徴のある月が、7月から10月にかけてということです。

台風による被害

台風は強い雨風を伴う為、その原因により多くの被害を発生させます。

その種類は非常に多いですが、大きく分類すると以下の3つになります。
もちろんこれらの被害は複合で発生し、さらに大きな被害となることがあります。

 

雨による被害

台風の影響による大量の雨で怖いのは、その雨が原因となり引き起こされる様々な被害です。

地すべりやがけ崩れなどの土砂災害、洪水による浸水や水没などです。

雨による詳しい被害内容に関しては下記ページ内にも記載してますので参考にして下さい。
>豪雨とは何か?分かりやすく簡単に説明

風による被害

台風の被害と聞いて、まず想像するのが暴風や強風などの風による被害でしょう。

歩行者の転倒や車の横転、建物の損壊、その他様々な交通被害などです。

風による詳しい被害内容に関しては下記ページ内にも記載してますので参考にして下さい。
>暴風とは何か?分かりやすく簡単に説明

高潮による被害

雨や風に比べるとあまりピンとこないかもしれませんが、台風の影響による高潮は時に大きな被害をもたらします。

海水が侵入する浸水や冠水、船の損傷や衝突などです。

高潮による詳しい被害内容に関しては下記ページ内にも記載してますので参考にして下さい。
>高潮とは何か?分かりやすく簡単に説明

台風の対策・対処法

自宅にいる場合は、”台風が通過するまで待機”するのが懸命です。

外出時も同じです。

”安全な場所を選び待機”し、できるだけ移動は控えてください。
できれば鉄筋コンクリート製の建物が好ましいでしょう。

この際、浸水などの可能性が高くなるので、地下に避難するのはやめてください。
地上への避難が困難になる可能性もあります。

停電の可能性もあるため、エレベーターの使用も極力控えて下さい。

 

台風は、地震などの天災に比べてあらかじめ予想することが可能です。

ニュースやネットなどの防災情報を参考に、”事前の対策”を行いましょう。

補強対策

屋根や壁、窓や雨戸などの点検を行い、雨や風が強くなる前に補強対策を行いましょう。

家の外にある風で飛ばされそうなものは飛ばないようにロープで固定したり、家の中にしまってください。

点検やメンテナンスを行ってくれる業者もあるので、依頼してみるのもよいでしょう。

断水対策

水の供給設備の破損などで、断水する可能性があります。
浴槽に水を張るなどで、飲料水や生活用水を確保しましょう。

避難準備

避難勧告や指示が出されたら、すみやかに避難して下さい。
その為、避難場所までの道順を確認しておきましょう。

危険箇所や避難場所が記されているハザードマップを入手しておくと便利です。

そしてすみやかに避難できるよう、防災グッズや非常用持ち出し品の確認をしておきましょう。

詳しい台風の自宅対策は下記ページ内に記載してますのでご覧ください。
>台風の対策はコレで解決!家が被害にあわないためには?

 

最後におすすめの防災セットのご紹介です。
過去の震災の影響から、ライフラインが途絶えてしまうと復旧活動が本格化するまで2~3日かかる
地域が多々ありました。
ですので、万が一に備えて3日間程度の飲食料・生活用品は確保しておかないといけません。

引用元:http://tensai-info.com/taifu/

建物の台風対策について

今年は、台風の発生回数がとても多いようです。

台風の影響を受けると、古い建物では屋根や庇またカーポートなどが破損したなどの連絡が多く入ります。

また風が強い場合、樹木などが倒壊するなどの被害の報告もあります。

多くの方は、台風が近づいてくると家の周りの飛びそうなものを固定したり片付けたりして対応しますが、建物本体や庭の樹木などの補強などは手が回らないのが実情ではないでしょうか。

日頃から建物外部の飛びそうなトタンや樹木などは、補強や交換などをお考えになり急な対応時に備えてはいかがですか。

リフォーム工事で対応が出来ます。

エネジンリフォーム
http://eco-reform.jp/

 

 

 

 

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